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へスペリジンはいわば毛細血管のメンテナンス係りです。
毛細血管は、組織と栄養や酸素のやりとりをしていますので、適度に透過性が保たれている必要があります。へスペリジン(ビタミンP)はこの透過性が良くなり過ぎるのを抑えます。ですから、ヘスぺリジン(ビタミンP)が不足すると出血しやすくなったりします。また、細菌が侵入しやすくなってしまいます。
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血圧が上がる原因のひとつとして、血管の収縮をコントロールする酸化窒素が活性酸素と結合して働けなくなり、血管が収縮したままになってしまうことがあります。これを防止する働きがビタミンCにありますが、ビタミンPにも活性酸素を除去するなどの働きがあり、Cの働きを助けます。
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マウスにへスペリジン入りの餌と、普通の餌を1ヶ月間与えた後、血液中の中性脂肪値を測定すると、へスペリジン入りの餌を食べたマウスは、普通の餌を食べたマウスに比べておよそ30%も中性脂肪が少なくなっていたとのデータがあります。中性脂肪が増加すると、善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増加させ、動脈硬化を起こして、脳血栓や心筋梗塞の原因となる場合もあります。
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ビタミンCは非常に壊れやすくなかなか力を発揮できません。
そこで強い味方となるのがへスペリジンです。へスペリジンには、不安定なビタミンCを安定させる力があるのです。威力がアップしたビタミンCは強敵活性酸素をみごと撃退し、血圧は一定に保たれるなどビタミンCの多様なはたらきを補強します。
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